3回の接種でほぼ100%抗体ができます。
2013年3月、国内では16歳未満への接種も承認されました。ただし、WHOは1歳以上の接種を推奨しています。一般的には小児は感染しても重症化しません。
※出発まで1~3ヶ月しかない方は、初回接種から2週間後に2回目接種のみを行います。
予防接種をご希望の方は、こちらからご予約ください。
東南アジアやアフリカ、その他のA型肝炎流行地域では、食べ物や水などがA型肝炎ウイルスで汚染されている恐れがあるので、十分に加熱したものを食べ、生ものは控えてください。
A型肝炎はA型肝炎ウイルスに感染することにより発症する急性肝炎です。
感染してから2~6週間後、発熱、全身の倦怠感、食欲不振、嘔吐、下痢など、風邪によく似た初期症状が出ます。症状が進むと黄疸が起こります。
A型肝炎感染原因は次のとおりです。
インド、インドネシア、カンボジア、韓国、中国、ミャンマー、タイ、フィリピンなど、アジア諸国での感染が全体の約9割を占めます。国内での感染は生牡蠣シーズンの1~3月の冬場に増えますが、海外での感染は春季や夏季に増加する傾向がみられます。
1970~1980年代前半まで、40歳以上の日本人の多くはA型肝炎の抗体を持っていましたが、近年は50歳未満の抗体保有者は全体の2%まで低下しており、年齢に関係なくA型肝炎に掛かるおそれがあります。