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千駄ヶ谷インターナショナルクリニック Sendagaya International Clinic

千駄ヶ谷駅から徒歩3分、予約優先の一般内科診療の他に旅行外来(トラベルクリニック)およびバイリンガルスタッフによる受付から会計まで対応した外国人診療を行っているイブニングクリニックです。

高山病予防薬(ダイアモックス)

ダイアモックスとは

ダイアモックス(アセタゾラミド)には脳の血管を拡げる働きがあります。脳の血管が拡張すると脳内の血流が増すため、高地で生じる脳内の低酸素状態が改善されます。また、ダイアモックスを服用すると呼吸中枢が刺激され、呼吸回数が増えるため、血液中の酸素の量が増えます。

付随する高山用の予防薬

キリマンジャロ等、高度5,000m以上の地帯へ行かれる方には、高所肺浮腫予防薬、高所脳浮腫予防薬も処方しております。
当院の開院以来、当院で上記の予防薬の処方を受けて臨まれた方は、全員キリマンジャロの登頂に成功しています。

ダイアモックスを服用された患者様の声はコチラ

予防薬としてのダイアモックス服用

高山病予防には、高地に到着する前日から到着3日後までの4日間、1/2錠(=125mg)を1日2回服用するのが標準です。

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サルファ剤アレルギー

ダイアモックスはサルファ剤であるため、サルファ剤アレルギーのある方は服用できません。

ダイアモックスの副作用

手足にしびれを感じることがあります。ただし、このしびれは次第に改善されることがほとんどです。

ダイアモックス服用の注意点

ダイアモックスは高地脳浮腫を含む高山病の治療薬としても用いることができますが、ダイアモックスが高山病のすべての症状に効果があるわけではありません。予防薬としてダイアモックスを服用しても高山病を発症してしまった場合、ダイアモックスを治療薬として用います。

治療薬として服用するときは、予防の倍量となり、1回1錠(250mg)を1日2回服用します。頭痛薬と併用してもかまいません。

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ダイアモックスを服用しても高山病の症状が悪化する場合、すぐに下山するなどの対応が必要です。ダイアモックスの保険適応は緑内障、てんかん、メニエール病、睡眠時無呼吸症候群です。

高山病予防薬として処方する場合、自費診療扱いになります。当院では、10錠で4,760円(診察代込)です。

診察をご希望される方は こちら からどうぞ。

高山病とは

2013-img2n高度が上がると空気中の酸素濃度は下がります。そのため2,000m以上の高所に行くと血液中の酸素がり、身体に影響がでます。高山病とは、高所で酸素が欠乏することによって身体に生じる諸症状のことです。 高山病は症状により3つに分類されます。一般に急性高山病と呼ばれてきた山酔い(AcuteMountain Sickness)と高所脳浮(High Altitude Cerebral Edema)、高所肺水腫(HighAltitudePulmonary Edema)です。

 

ダイアモックス服用以外の高山病予防

2013-img31.余裕をもった日程なるべく時間をかけ、ゆっくり高度を上げていき、疲労をためないことが大切です。しかし、短い休暇の間に高地旅行や登山に行く場合、ゆっくり高度順応するのは難しいのが現実です。

2.水分の補給高地では、身体が高所に順応しようとする過程で尿の量が増えます。そのため身体が脱水状態になり易くなり、これが高山病の症状を悪化させます。ですから、水分を十分に補給することが大切です。ただし、心・腎機能が低下している方や高齢者の方は、水分を過剰に摂取すると、心不全や肺水腫が起きやすくなることにも注意が必要です。

3.トレーニング高所に行く前に、2,000m以上の山に登るなどして身体を高所に慣らすことは有効です。人工的に低酸素状態を作り出す装置が備えられた低酸素室の利用も、ある程度効果があるようです。登山家やスポーツ選手が使用しているのでご存知の方も多いかもしれませんが、一般の方が利用できる施設は限られています。

4.体調管理アルコールを過剰に摂取すると脱水傾向が増す上、酔った状態が高山病の初期症状と似ているため、手当が遅れる可能性があります。高地旅行・登山では、できるだけアルコール摂取は控えたほうが無難です。また、高地では、眠れないからといって睡眠薬を服用すると呼吸が抑制され、動脈を流れる血液中の酸素が不足した状態になります。睡眠薬の使用もできるだけ避けるべきでしょう。旅行前から睡眠薬を服用する場合、通常の服用量より増やさないでください。さらに、満腹になるまで食べると、消化管への血流が増えるめ、脳などの重要器官に酸素がまわらなくなる恐れがあることにも注意してください。

高山病の応急手当

1.高度を下げる高山病の治療で最も効果的な対処法は下山することです。すぐに下山するのが難しい場合もあるでしょうが、高山病の症状が出ているときは、少なくともそれ以上高度を上げないことが大切です。

2.酸素山酔い、高地肺水腫、高地脳浮腫対策に、酸素吸入も有効です。高地にある観光地や救護所、空港、ホテルでは酸素を設置している場合もあります。

3.ガモウ(ガモフ)バッグ(Gamow Bag)ガモウバッグは寝袋のような形状をした気密性をもつ携帯バッグで、足踏みポンプで空気を送り込んでバッグ内を高圧にすることで、下山したのと同じ効果が得られます。高山病の手当には有効ですが、閉所恐怖症の方には不向きなのと、携帯バッグとはいっても重量が約7kgあるので、個人や少人数のグループで使用するには不向きです。

4.薬剤高山病治療には下記の薬が用いられています。2013-img5

・アセタゾラミド(商品名 ダイアモックス)
予防量の倍の250mg×1錠を1日2回服用。

・デキサメサゾン(商品名 デカドロンなど)
副腎皮質ホルモン(ステロイド)。高所脳浮腫の緊急対処薬。

・ニフェジピン(商品名 アダラートなど)
高所肺水腫の緊急対処薬。

・現地の薬剤(アンデス地方のソローチ・ピルなど)

※薬剤の主な成分はアセトアミノフェンなど。頭痛には多少の効果がありますが、高山病を根本的に治すものではありません。これらの薬は処方薬であり、本来用いられる症状以外で使用する場合は保険外診療になります。また、副作用の問題もありますので、医療関係者以外が使用する場合、自己責任での服用になります。

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※CDC(米国疾病予防管理センター)の新しいガイドラインで紹介している3種類の薬を処方しています。
当院に相談された方全員がキリマンジャロ登頂に成功しています。

 

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